人は死んだらお墓に入る・・・ごく当たり前の常識です。火葬をして、骨壺に骨を入れて、お墓の下に納骨します。良いんです。死者をいつまでも大切に想うことは素晴らしいと思います。
しかしですね、人は死ぬと、その後に埋葬するまで多額の費用が必要となります。最低30万円くらい？から100万円を軽く超えるようです。なぜこんなに掛かるのでしょうか？誰が払うのでしょうか？
今回は私の身に降りかかった突然の葬儀について、不満を交えつぶやきます。
※身バレ防止に家族構成などにかなりフェイク入れたりしていますので、つじつまが合わないかもしれませんがご了承ください。
私は結婚している男性です。
とある日、妻側の叔父が団地の自宅で孤独死しました。発見者は妻、警察や消防が駆け付け現場検証などを行い事件性が無いことが確認され、遺体は火葬まで安置所に保管されました。叔父の唯一の兄弟である母は病気で生活保護を受けており、歩くこともままならない状態なので、葬儀関連は妻が行うしかありませんでした。そこで気になるのが、埋葬までの費用です。
叔父の資産を調べてみると、数百万円の預金と死亡保険が1000万円ほどありました。これを見て、当然埋葬までの費用はここから出せるものと思って安心しました。しかし、相続人の兄弟である母が大問題で、生活保護受給者が相続した資産は「全額」市へ没収されました。正確に言えば、相続すれば生活保護は外され、放棄すれば保護継続です。そして、放棄する手続きを妻が行わなければなりませんでした。
全額ですよ？死んだ人間の埋葬費用に本人が蓄えたお金が使用できない・・・こんな事あります？じゃあ誰が埋葬費用出すの？・・・結論は私です。
ふざけんな！！！
妻は無職、ほかに兄弟がいないので、埋葬までの費用はわが家が負担、つまり私の稼いだお金から捻出です。普通は建て替えという形で、後日相続したお金から返金される？らしいですが、今回の場合、相続人である妻の母が生活保護を継続するため遺産を放棄せざるを得ないため、遺産からの返金は出来ません。つまりは全額私負担です。
ふざけんな！！！
なんなの？この制度、遺産は使えない、手続きは私たち、費用も私たち・・・なぜ死んだ人の埋葬費用に本人の資産が使えないの？ひどいですよ・・・
じゃあどうすのが正解だったのか？それは叔父が生前に相続人を私の妻に変更すればよかったとのこと。分かる訳ないじゃん！！というか、そんな話をできますか？叔父にそんな話をすれば、話し方によっては「もうすぐ死にそう」とか「死ぬのを待っている」とか受け止められて、関係悪化するじゃないですか。
もうひとつの方法、それは生前に引き出しておくことです。これについては私、それとなく妻に促したことがあるんです。叔父は定年後の約15年もの間預金だけで生活していたようで、年金を受給していませんでした。発覚したのは叔父の体調が悪くなり、妻がしばらく介護していた時でした。慌てて年金受給申請しましたが、過去をさかのぼり5年以前は失効とのこと。
汚い言葉、すみません・・・
「糞だ！年金は糞だ！というか制度が糞だ！」
大きく払って少なく貰う、ただでさえ払い損の年金・・・
政府「申請しない奴はほっとけ、払わなくて済むじゃん、通知もすんな。」
政府「5年過ぎたらそれ以前は失効にしよう。申請しない奴がバカなだけ、諦めろ。」
政府「年金払わない奴は徹底的に取り立てろ。」
話戻って・・・
年金受給を開始したものの、預金なしで叔父は生活していけません。そんな叔父が病気と共に軽い認知も患い、もしかしたら預金を下ろして何かに使用してしまうことを恐れ、預金を妻が管理するように言いました。その後しばらくして、預金をすべて下ろしておいた方がいいと言いました。決して着服とかの理由ではなく、生活保護を受けていないので、緊急入院とか不測の事態が起きた時に即座に現金が用意できないと思ったので。まさに今回のように、死んでしまってからでは遅いと思ったので。
しかし妻は「まだそんなにボケてない！」と聞き入れませんでした。これ以上言えば私が叔父のお金を狙っていると思われ、夫婦関係がこじれてしまうので黙っていました・・・で、今回のこれ。最悪のケースです。
妻側の叔父なので、今後の埋葬関連は妻に一任です・・・というか妻から何も相談もされません・・・普通相談しますよね？分からない事だらけなのに・・・信頼されていないのかな？私・・・
葬儀費用や、お寺のお坊さんへのお布施？、お墓への埋葬費用？納骨屋さんへの謝礼？すべて妻が行い、何にいくら使用したか知りません。我が家のお財布は妻が持っていますので・・・きっと多額のお金を使用したことでしょう。しかし稼いでいる私には何のお知らせも無いのです。私の世界の法案に「お財布別制度」を新たに追加しようか検討中です。
人の死後に多額のお金が掛かるのはおかしいですよ。現代の葬儀は簡素で安くあげられるプランがあるようですが、葬儀後のお寺関係の多額の出費は今も昔も同じのようです。
私、無宗教であり霊体はないと思っています。死後の世界も存在しないと思っています。なのでお寺の存在に「かなりの疑問」を感じています。次回は霊体についてつぶやこうと思います。
今回のつぶやきは以上です。
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