クラシックにつぶやく

音楽

私は重低音が渦巻くロックが大好きです。現在でもYouTubeなどでいろいろなロックを聞いて、私にハマった曲があればiTunesなどで購入したりしています。私の世界で今まで聞いてきた無数の音楽、進んで聞いたりCDなどを購入したりする割合は全体の8割くらいになるかな?

そんな私ですが、まったく興味のないジャンルは「演歌」と「クラシック」です。演歌は幼少の時期には良く流れていましたが、まぁ、子供が興味を持つことは稀ですよね。クラシックは私生活においてまったく身近に感じられないジャンルでした。

しかし・・・クラシック、私に突き刺さった思い出の曲があるんです。しかも3曲。今回はそれぞれのクラシックにまつわる私の思い出をつぶやきます。

第3位「G線上のアリア」

最初に謝っておきます。この曲はオーケストラを好きになった訳ではなく、CMソングで流れていた歌が好きになりました。たしかテレビのCMで吉永小百合さんが出演されていたと思います。メロディーに乗せて英語の歌詞で歌が流れていました。それを聞いた途端、「これを欲しい」衝動に駆られました。

ネットで調べてみると、そのCMソングは「KAZAMI」さんという女性が歌われており、CDも発売されていたので速攻で買いました。家に着き、CDをオーディオへ挿入し、いざ、CMソングの世界へ旅立ちます。

聞きました。心で泣きました。・・・(違う)・・・

なんか、CMで流れていたサビのところ(クラシックの場合サビって言うのかな?)、曲調が違うんです。音程が違うとかではなく、オリジナルの曲調を変な風にアレンジしているんです。CMで流れていた曲調とも違うし、そういえば声も違う・・・ていうか誰だ?この人、ほんとにCMソングの人か?でもCD付属の紙にはCMソングと大きく宣伝されているし・・・謎です。

その後、クラシックのG線上のアリアを改めて聞くようになりました。これをオーディオでリピート再生しながら眠りにつくことが心地よくて、一時期ずっと繰り返していました。

第2位「ノクターン」

ゲーム大好きな私がこよなく愛するジャンル「サウンドノベル」。それに登場した夜想曲というゲームにももちろんハマりました。オープニングか作中かは忘れてしまいましたが、このノクターンという曲が流れていた時、とても不思議な感覚に襲われました。

何か凄く心地が良くて、長く聞いていたくて、でも、当時ゴリゴリのロック好きだった私は、クラシックに聞き惚れるなんてカッコ悪いイメージだったので、心がモヤモヤしたまま、あえてスルーしていました。ちなみに3位のG線上のアリアの頃よりだいぶ前の頃なので、無駄にトゲトゲしていたんです。

そういえば、ノクターンは日本では「夜想曲」とも呼ばれているんですね。意味は知りませんけど。

夜想曲、夜想曲2とプレイステーションでプレイして、しばらくして夜想曲の記憶は失われていきます。しかし結構な年月が経過し、携帯ゲーム機のDSで2作が入ったソフトがリリースされているのが目に留まりました。買いましたよ。ゲームを楽しむために、そしてノクターンを聞くために。このためだけにDSも買いました。

ロック好きがクラシックに癒されて何が悪い!・・・というか誰も悪いなんて言って無いし・・・勝手に壁を作って閉鎖していた自分が情けないです。良いです。癒されます。何も考えずにBGMとして流しても最高です。この曲を優しいタッチで弾くピアノ演奏者の方々も素敵だなと思います。

第1位「ジムノペディ」

これ、私の世界で断トツ1位でした。
すみません、これから少しだけ恥ずかしい話になります・・・

20代半ば、とあるホテルの一室で、私は異性の友人Mと重なり合っています。私が下でMが上。仰向けの私は天井を見上げると、設置された大きな鏡の中の私と目が合いました。Mの背中が揺れています・・・

(楽しくないし、嬉しくないし、何やってんだか・・・)

いわゆるセフレという関係です。
私、超奥手な性格で高校時代は3年間を棒に振りました。しかしその後社会人となり自分の外見に磨きをかけると、元々は多少モテる外見だったので、異性が結構寄ってくるんです。そこで私、無駄に過ごした暗黒時代を取り戻すべく、「遊び」に突っ走ってしまったんです。来るもの拒まず的な・・・

そんな中、関係ある1人が大好きになりましたが、相手は私と同じように「遊び」に明け暮れる人。好きだからお付き合いしたい。相手に他の人と肉体関係を続けてほしくない。好きな人が遊んでいるのは嫌だ・・・今まで散々遊んでいた私がバカなこと言ってます。調子よすぎます。

そんな、モヤモヤした思いを抱えたまましばらく関係は続き、冒頭のホテルの一室に繋がるんです・・・天井を見上げながら虚無感に包まれていた私、その時に流れていた音楽、それが「ジムノペディ」でした・・・

心情にピッタリ合う切ないメロディー、(もう止めよう、こんな関係は)

一応、告白しましたがダメでした。これを機にセフレを解消し、会うことも連絡を取ることもスッパリ止めました。携帯も変えました。他に関係ある人とも徐々にすべてを終わらせました。

ジムノペディ、聞けば必ずあの事を思い出します。しかし自分が変わる切っ掛けになったあの場所のあのメロディー、なぜか凄く気に入り良く聞くようになりました。なんかすごい安らぎます・・・

以上でした。つぶやき終わって、なんか自分語りがすごいな・・・でも私の世界ですから。

さぁ!次は大好きなゲームのつぶやきしよっかな!
今回のつぶやき!いじょーです!


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