前回の投稿ではミライースを購入するまでの経緯などを書きました。第3のエコカーと銘打ったイース、最重要としていた燃費はどうなのか?今回はその燃費についての驚愕の真実をつぶやいていこうと思います(今更ですけど)。
セカンドカーとしてやってきたスカイブルーのイース、カタログ値「リーター30㎞」が売りの車です。ですが、カタログ燃費はメーカーが好条件の元に出した値であり、通常使用においてそのままの数字は絶対に出せません。スポーツカーが全盛期だったころ、世間的にはカタログ値の7~8割が妥当と言われており、実際に街乗りではそのくらいの数値でした。
今まで燃費を気にしなかった私はこの7~8割という記憶がそのまま残っていたため、イースの場合は21~24㎞くらいは走るだろうと思っていました。
・・・2日後
私の顔は曇っていました。雨が降りそうなほどに・・・
通勤 約5㎞を2日間往復した結果、表示されている燃費は・・・12㎞・・・なんで??
訳が分からなかったです。あまりにもカタログ値からかけ離れた数値、いやいやちょっと待ってください。7~8割でしょ?最低でも20㎞以上は余裕でしょ?何か初期の不具合なのかな?だってカタログ値の4割ですよ?納得できないでしょ!こんな数値は!!
車は始動直後のエンジンが冷えた状態では燃料を多く?(濃く?)使用すると聞いています。私の場合、目的地が近距離なのでエンジンが温まらない状態で到着してしまい、これを繰り返すことで燃費は悪くなります。しかしですよ?4割って・・・いくら悪条件での使用といってもこれはないでしょ?そもそもチョイ乗りが悪条件ですか?普通でしょ?
とりあえず、ディーラーに車がおかしいのでは?と連絡をして台車のイースを借りて通勤の燃費を計測しました。・・・結果変わらず。台車を返却し、家路についた頃、ネットでいろいろ調べました。発売後、間もないこともあってあまり情報は無かったですが、見る限り短距離移動のみなさんはみんな同じなんですね。
「第3のエコカー」・・・笑えます。失笑です。
まぁ、買ってしまった物は仕方ありません、売るのももったいないですし。しばらく乗り続けることにしました。
イースに限らず、この頃の燃費競争の車はメーカー問わずみんな同じようでした。「カタログ値なんて当てにする方が悪い」と意見する方も大勢いることにも驚きでした。カタログって購入の参考にするパンフレットですよね?それを信じるなって・・・駄目ですよ、そんなの、おかし過ぎます。
余談ですが、その後数カ月でライバルのスズキは負けじとカタログ燃費30.2km(30.4だったかな?)のアルトエコを出してきました。もはや数字のマジック合戦ですね。ちなみにタンク容量20ℓに縮小したとか・・・対抗に必死過ぎて利便性は度外視ですね。警告灯は残5ℓくらいで点くとして、実燃費は同等かと思いますので、給油回数がかなり多くなりそうですね・・・
燃費については驚愕の結果となりました。現行車の燃費がちょっと気になりネットで調べたら、イースもアルトエコも35kmとか・・・たった数年後のモデルチェンジで5kmも増やすなんて、頑張ってますね!ダイハツさんもスズキさんも!切磋琢磨してどんどん進化してますね!
・・・カタログ値詐欺に・・・恥ずかしくなりませんか?
私のようなちっぽけな存在がメーカーに文句を言ったところで、広大な砂漠のど真ん中で叫んでいるようなもの。何も変わるはずもなく空しいだけです。この国はこの「カタログ値詐欺」を認めています。正確には黙認しています。諦めるしかないんです。なので、私の記憶「燃費はカタログ値の7~8割」は「カタログ値の4割もしくはそれ以下」とヘブンズドアされました。
燃費が良いから軽自動車を検討しましたが、これでは・・・とりあえず私の世界からダイハツさんとスズキさんは今後「さようなら」かな?
はい、ということで燃費は以上!
次回はアイドリングストップやバッテリーについて長期間使用してみた感想などをつぶやこうと思います。今回の回想は以上です。
コメント