プラチナトロフィー番外:グランツーリスモSPORT プレイ日数:29日
歴代グランツーリスモをすべてオールゴールドにしてきた私にとって、このGTスポーツはオンラインだからと無視することは到底出来ませんでした。オンラインに課金するのが嫌なので、まずは7日間無料お試しでPS Plusに加入しプレイを開始しました・・・
「ちょっとまって!!」
ロジクールドライビングフォースGTが動かない!なんと非対応!!!
さかのぼることPS3時代、GT5のベッテルXチャレンジのニュルブルクリンクコースを「2カ月」やり込みクリアならずGT史上初めて諦める・・・・・・・・時を経て10か月後、ハンドルの切り替えし速度が速くカーブでのハンドリングキープが出来るハンドルコントローラーという武器を手に再び悪夢のニュルコースへ舞い戻る。ブランクと新しい操作性で苦しんだが以前には無かった手ごたえも感じていた。そして3週間の激闘の末、ついにニュルブルクリンクでのゴールドを達成!全身の毛穴が開くような異常な興奮、手の震え、長い絶望のトンネルを抜けた時の感覚は尋常じゃなかった。しかしベッテルXチャレンジは3コースある。2番目のモンツァサーキット、ここはショートカットが使える。なりふり構っていられない、最短ルートを走り続け5時間でゴールドクリア。残る鈴鹿サーキット、ショートカットは無くニュルの悪夢がよぎる。コースアウトの嵐、モチベーション維持のためモスバーガーをやけ食いすること3週間後、この日走れば走るほど何か手ごたえを感じる、気が付けばゴーストカーをバックミラーに捉えながらゴールラインを通過していた。長かった。辛かった。こんなにも苦行を強いられたことは無かった。後にも先にもこのベッテルXチャレンジが一番難しいトロフィーになるだろう。なぜこんなタイム設定にしたのだろうか?リアルなタイムを追求してのことだろうか?
「どうでもいい、もうクリアしたのだから・・・」
ということで、私の絶望を救ってくれたロジクールドライビングフォースGT、非対応で使用できず準備して速攻撤去、もう使用することも無いので売ってしまいました。悲しい別れでした。
軌道修正して、GTスポーツはオンライン上でかなりレースをする必要があるので、まずはライセンスやチャレンジなどをオールゴールドにすることにしました。プレイ開始してすぐ感じたのですが、グランツーリスモは前作の6からかなり規定タイムが優しくなったと思います。初回でゴールドもちらほらあり、それ以外もサクサク取れました。普通のコントローラーでもやっぱり楽しいですね、GTって。
いよいよオンラインで他のプレイヤーとのレース、私は他人とプレイすることが初なので結構緊張しました。まずは本戦前のポールポジション争い、好タイムでいきなりPP取れたのを覚えています。本戦が始まるまで結構時間が掛かります。322回レースすると獲得できるトロフィーがあり、かなりの長期戦になることが容易に想像できます。
さて、いよいよ本戦スタート、1コーナーでいきなり追突されて弾き出される、まぁ想像していました。ここからどのくらい差が縮まるのか走っていると、9位あたりの前車がストレートで左右に激しいブロック、「なんでこの順位で抜かさせない?」上位争いなら気持ちが分かりますが・・・コーナーで膨らんでコースアウトしていった前車、なんか「ふふっ」って笑ってしまいました。結局初戦は4位フィニッシュでした。それから確か3戦目あたりで初勝利を獲得したと思います。オンラインレースって面白いですね!
レースを重ねるに連れ、マッチングする人のレベルが上がりなかなか勝てなくなります。そこで気付いたんです。私は本物レースさながらにクリーンなレース展開するより、多少ぶつけ合いながら面白おかしくレースしたいと。なので、ハイレベルのマッチングになってきたらコースアウトして自身の順位を落としマッチングレベルを下げてレースを楽しんでいました。通常の走りをしていると明らかにコーナーで特攻してきたり、横に並んだ途端にコース外へ弾こうとする人たちがいっぱいいます。優勝を狙えそうな時は構わずクリーンに走りますが、妨害で優勝争いから外れた時はそのヤンチャさんたちに近づき「楽しいレース」を開始します。ひどい人ってわざと周回遅れになってトップを走る私を待ち構えて必要にブロックしたり弾いたりするんです。でもそのヤンチャさんを軽快にかわしたり、コーナーで特攻される寸前で左右に避けて自爆させたり、CPU相手ではできないレースを楽しんでいました。
そんなこんなで楽しみながらPPも優勝回数も増えてゆき、PS Plus無料期間+加入1か月の間にプラチナトロフィーを取得することができました。初めてのオンラインプレーはとても楽しかったですが、目標を達成したことでお腹一杯になり次のゲームへ移ることにしました。
グランツーリスモって昔は車種がすごい豊富だったんですよね。いろんなワンメイクレースもありました。それに比べ現在のGTスポーツはレースカーが目立ち国産のスポーツカーでも古い物がかなり絞られてしまいました。私の好きだったセリカGT-FOUR ST205、無いじゃないですか、憧れたきっかけのカストロールカラーのWRCセリカすら無いじゃないですか、常にゲームの進化を求められてグレードアップしていくには何かを捨てなければいけないのかも知れません。ですが憧れの車種が無くなってしまったのはほんと悲しいです。
長々とつぶやきましたが、細かく刻めばもっとつぶやける事が多くあります。やっぱりドハマりした作品はよく覚えているものです。今後もグランツーリスモはオンラインが当たり前になることでしょう。私はこの作品のためだけにPS Plusに加入します。凄く楽しかったので。
今回の回想は以上です。
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