プラチナ取得No.064 人喰いの大鷲トリコ プレイ日数:30日??
今回は過去のプラチナ履歴ではなく、現在プレイし終えた作品の回想です。
このソフトは開始からプラチナ取得まで約1カ月も掛かりました。しかしその間にプレイしなかった日や「寝落ち」した日も結構あり、実際は15日程度かと思います。更には「やる気」も失せてしまっていたので、非常にゆっくりな進行となってしまいました。
「寝落ち」やら「やる気が失せる」やら、そんなにつまらないのか?と聞かれたら「つまらなくはないが、とにかくダルい」と答えます。人気があるソフトですが私には合いませんでした。
ゲームの内容を大雑把に言うと、少年がトリコという大鷲と大きな鳥かごから脱出する物語です。少年は名前が無くそのまま「少年」で、トリコは9割「猫」です。そして鳥かごと言っても巨大な遺跡?が舞台となっています。少年が遺跡から出ようとしている時にトリコが付いてきて、次第に意思疎通し共に脱出することとなります。
まず、良かった点を挙げてみます。
物語を進むに連れ、トリコの猫らしくて愛くるしい仕草や、少年のトリコに語り掛ける優しい言葉に癒される瞬間が多くあります。トリコが少年に顔をすりすりしたり、少年が「イーソイソイ」と言いながらやさしく撫でる、そして苦難からお互いを助け合う・・・狂おしいほど可愛いです。これは純粋に癒されました。
・・・良い点おしまい・・・です。
すみません。人気も高く良作だと思います。でも私には合わなかったようです。
では、残念だった点をつぶやきます。
「トリコが思うように行動してくれない」
例えば、トリコに乗った少年が前方上側の穴に向かってジャンプで飛び移って行く場面、この時に行き先の指示を出すのですが、トリコは行き先を見上げた後、少ししてまた主人公に振り返ります。指示を出すとあっちを向く、そしてまた振り返る、その繰り返し・・・「飛んでよ、早く」・・・いい加減イライラしているところでトリコは指示とは正反対の方向へゆっくりと歩き出す・・・主人公は小さいから思いっきりパンチ&キックしても痛くないですよね?しても良いですよね?でもそういった操作は出来ないので、ただトリコの背中でジャンプを繰り返す私でした。
すんなりとジャンプすることも多いですが、たまに起こるこれ、バーサク状態に陥ります。
「トリコが遅い」
終始動きが遅い・・・動物は大型になればなるほど動作が遅くなります。なので仕方がない事なのですが、トリコさん、猫でしょ?もうちょっと機敏に動いてくださいよ。ゆ~っくり歩いてくる、ゆ~っくり指示に従う、ゆ~っくり・・・ゆ~っくり・・・・・・ステータス異常「睡眠」・・・
には掛かりません!必死に起きています!次!
「ムービースキップ不可」正確には3~4か所のムービーはスキップ出来ますが、それを除いて終始見続けなければなりません。1週目のストーリーを楽しむのは問題ないですが、2周目、3周目はただ苦痛になります。このゲームは5時間以内でストーリーをクリアするというトロフィーがあるのですが、実際には「スキップ不可ムービー」+「反抗期トリコ」=10時間は超えます。
半分は見てるだけなんて・・・・・・
・・・寝落ちしていました。次・・・
「トロフィー:饒舌なわたし」
饒舌って「じょうぜつ」なんて私みたいなおバカさんには読めません・・・
プレイ中にナレーションのようにつぶやかれる「ヒント」、これをストーリーで出てくる物すべて聞くという内容、ハッキリ言って「よ・け・い・な・お・世・話!」です。
例えば、一本道を進む場面があるとします。当たり前に通過します・・・はいおしまい。そこは「どうすればいいの?」と2~3分待つのが正解です。すると「どうやらこの道を進まなければならないようだ」とナレーションが発生します。そう!これが「ヒント」です!
親切ですよね。この分かりやすいヒントを聴いてから通りましょう・・・はいおしまい。そこは「この道でいいの?」と疑って更に2分待つのが正解です。すると「少年は勇気を出してこの道を進むことにした」とナレーションが発生します。そう!これが「ヒント」です!
何でしょうかね?このまったく不要な助言、しかも絶対分からない発生条件。ヒントの数も膨大なので攻略サイトでヒント一覧を見ても凄く混乱します。というかこの一覧作成した人はどうしてわかったのかな?本当にこの一覧が無ければ積んでました。感謝です。
ちなみに1個でもヒントを取りこぼすとトロフィー取得できません。本作はオートセーブなので、忘れたらストーリーをもう一周です。その時に聞いたヒントと聞いていないヒントが分からなくなると、もう・・・考えたくありません。ただ救いなのは、周回を重ねても聞いた物は引き継がれていますので、聞いていないところだけ回収すればOKです。
このゲームを終えた後、私はCDをパッケージに戻す際に付属のブックレットがあることに気が付きました。初回限定版のおまけのようですが、ゲームでは語り尽くせなかった事実や世界観がさらに良く理解でき、まるで私が少年の世界にいるかのような幻想を抱かせてくれました。
・・・すみません。うそです。読んでいません。内容知りません。
最後に、疲れ切った私はゲームとはまったく無関係の一人の男の子を思い出しました。このゲームを開始して「少年」を見た時からなんとなく思い出していたのですが、今、安らぎを求めたい私はその男の子が出演している平井堅さんの名曲「思いがかさなるその前に」のプロモーションビデオをYouTubeで見て癒されています。もし気になった方は視聴してみてください。
今回の回想は以上です。
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